介護士の仕事内容

介護施設で働く場合、様々な仕事がある。資格を必要としない雑務や事務職の仕事もあれば、直接利用者と接する異なる介護士の仕事もある。また、医療系の有資格者の場合は、服薬や血圧のチェックなどの医療行為に該当する仕事もあり、スキルに応じて活躍できるが、ここでは介護士の仕事にスポットを当ててみたい。

介護士の仕事内容は、施設によって異なるが、たとえば入浴介助の場合は、着替えから始まり、入浴の補助、お湯の温度などに気を配らなければならない。また、排せつ介助は、いつ利用者が排泄をするのかタイミングが掴めないこともあるので、定期的な声掛けが必要だ。この他にも、イスやベッドへの移動の手助けをしたり、健康管理も行わなければならない。これらの仕事は、ほとんどの介護施設において共通スつ内容だ。

また、施設によっては、レクリエーションが介護サービスに組まれている場合もある。入居型の施設なら、入居者の生活を豊かにするために行っていることが多いし、通所型やリハビリを目的とした施設でも、利用者が楽しみながら訓練をできるように、何らかのレクリエーションを実践しているようだ。そして、レクリエーションの内容を考えたり、準備をしたりするのも介護士の仕事内容に含まれる。

利用者一人一人の身体レベルに合わせたレクリエーションを考え、実施するときには利用者が無理をしていないかを確認したり、ときには雑談を交えながら進めていくのがポイントだ。レクリエーションは、軽い運動もあれば、歌を歌ったり、ちぎり絵や絵画、書道をしたりと多岐にわたる。マンネリ化しないように、内容に変化を持たせたり、場を和ませるような工夫が必要だが、介護士も楽しみながら行うことが大切だ。